Koffee Chipu

Life is not how great the end will be, it's how you treasure them and live in their deepest heart.

ボイスレコーダーと青春

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あれはたぶん18年前、私が高校1年の夏からの約3年間の他愛もない出来事の数々。とても遠い昔の事のように感じます。このとても短くもはかない時期は決して取り戻すことのできない掛け替えの無い時間でした。そして今の私があるのは、あの時間があったからこそだと。その当時、何に対しても目標を持てず、ただ何かに苛立ちを感じ、そしてそれが何なのか気付くことすらできない。でもいつも私のそばには一緒にバカのできる多くの友達が。そして私たちはお互いを分かり合っていた。今回はその中の一つの出来事を語ります。

 

まず私の友達紹介をドラえもんのキャラクターに例えます。小学生からの腐れ縁の三馬鹿トリオ。イケメン、おしゃべり上手、ちょっと悪のいわゆるヤリチン。彼を出木杉君にします。次に同じく腐れ縁の彼はいわゆるイジラレ役のファットボーイをドラえもん。彼はとにかく不潔!お風呂は週一、彼がパックジュースを飲んだ後は誰も絶対に飲めない。なぜなら、彼は歯を滅多に磨かないので、飲んだ後のストローには歯茎から出た血が!!でもなぜかそんな彼にはとんでもない女性運がある。彼の話をしたら永遠に語ることができてしまうぐらいです。そして、私達のいつも集まる溜り場は出木杉君の四畳半の部屋。

 

別々の高校に進学したにも関わらず、私たちはいつもそこで集まり、最初は数人だったメンバーは、徐々に増え続け、最高時には13人ものメンバーでそこがいっぱいに。新たに加わったメンバーの一人でもある彼をスネ夫にします。クレイジーなスネ夫の考えるアイデアは私達の想像を超える悪い発想で、今日はそれにまつわる話をします。

 

私達の溜まり場はいつどんな時でも、メンバーの誰かがそこに。いわゆる私達のいつでも帰ることのできる家みたいなものでした。メンバーを集まると私たちはストリートバスケ、AV鑑賞会、罰ゲーム付きトランプなどして。ただ冒頭にも説明しましたが、出木杉君はとにかくモテる。引っ掛けた女の子を家に連れ込むときは、彼から禁止通達が事前にあり、その日はもちろん私たちは出入り禁止に。想像できますよね!そんなことが度々続き、私たちは何か出木杉君にいたずらをしてやろうと企んでいました。そんな時、あるいたずらを考えついたスネ夫は、私たちを引き連れある計画を実行。出来杉家出入り禁止日の前日に彼の家に私たちは訪れ、ボイスレコーダー(その当時ウォークマン)を彼の部屋のコンポの後ろに忍ばせ、任務完了。

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翌日、仕込んだモノを回収し、スネ夫の部屋に全員集合!!高ぶる興奮を抑えながら、私たちはそのレコーダーを丸く囲み、一部始終を聞きました。高校生とは思えない臭い口説、ナチュラルかつ甘い語りかけ、さすがプレイボーイ出木杉!!私達のそっちのスキルは彼から継承したものだと言っても過言ではありません。笑 その後、そのボイスレコーダーは各自順番に持ち帰り、夜のお供になりました。笑 ただ、これで終わらないのがスネ夫。その極秘テープを最終的に出木杉家のポストに投入。想像できますか? いや~その後、険悪なムードになったのは間違いありません。出木杉君ごめんなさい!この場を借りて謝ります。

 とにかくスネ夫はいつもヤリ過ぎ!!! 今後も私達の周りで起こった数々の出来事をブログを通してお伝えします。特にスネ夫、ファットボーイのドラえもんにまつわる出来事を!

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