夢に値札を
みなさんも心に秘めた夢があると思います。もしその夢のことを人に聞かれたら細かい詳細まで答えれますか?
最近、ある人にその事を聞かれ、私は答えることができませんでした。なぜなら、私の夢は漠然としていたからです。そして彼は続けて言いました、”もし本当にその夢を叶えたいと強く願うなら、その夢に値札をつけなさいと。” とてもシビアな言い回しだと思います。しかし現実これほど適している言葉はないと感じました。
ある人が夢をこう語りました。”私はアフリカ人の難民をいつか救いたい、それが私の夢です。” とても響きがいいです。しかしどうすればそれが叶うかってことを、具体化しなければ行動に移す事すらできません。その夢のためにどれだけの費用が必要なのか、何を送ったら彼らは報われるのか。その具体化が、今何をすべきかという答えを導き出すのです。
私は、だだ漠然とした海外移住という夢を掲げ、その目標のために、空いた時間を無駄にしまいと、寝る時間を惜しんで何かに打ち込む。でもそれはただの自己満足で、一生懸命何かに打ち込む自分に酔っているだけなのです。
そう夢を曖昧にすることは、言い換えると、いつか自身の夢を諦めた時の言い訳を作っていることにすぎないのです。
夢に値札を付けるというのは、もちろん夢に値段があります。そこには夢でない現実のゴールが。
もし私が夢に値札をつけることができたら、努力することすべてが楽しくなるでしょう。なぜならそれらの苦しみが夢に少しずつでも近づくのだから。
"You can't connect the dots looking forward. You can only connect them Looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future."
誰しも未来を見て、現在と点を結ぶことはできない。そう、過去を振り返って点を結ぶことしか。だから、いつかどうにかして点はあなたの未来に結ばれると信じなければいけない。
by Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)
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