懸垂トレーニング

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懸垂トレーニング

これは昨年Cebuに留学していた時、メールで頂いたある一枚の写真です。彼は以前の営業先のお客様です。前職を退職後、彼の経営する会社で半年間雇ってもらいました。漠然と海外生活がしたいと思い立った私を全面的にサポートしてくれたのです。

そのアルバイト期間中、肉体改造を求める社長に懸垂トレーニング法を薦めました。その事がキッカケとなり、いつしか社長を含める数人の現場の方々と一緒に懸垂を仕事終わりにすることが毎日の日課になっていました。

このメールを受け取ったのは日本を出発して３ヶ月後のことです。海外で寂しい思いをしているだろうと心遣いしてくれた社長が真冬の１２月でありながらもこの写真をとって私に送ってくれたのです。笑（この黄色のハシゴがまさに私達がトレーニングで使っていた鉄棒です。）

ある偉人は言いました、”ビジネスで最も大切なことは結果を残すこと。結果から信頼を得り、信頼が収入に比例し、そしてダイレクトにあなたの社会的ステータスの向上へ。”

もちろん、ビジネスにおいて結果を出すことは必要です。でも忘れてはいけないのは、私たちの人生の大半の時間は仕事と共にしているのです。だからこそ、そこへたどり着くまでのプロセスが私達にとって重要な意味を持っているのではないでしょうか。そしてそこには、多くのすばらしい出逢い、感動、情熱あります。私がその事に気付いたのはサラリーマン生活７年目の時です。

結果、私は退職を決意しCebu留学へ。もしかしたらその一年は自分探しの旅だったのかもしれません。幸運なことに、退職して一年経った現在でも過去のユーザーと仕事としてではなく知人として交流が続いています。その事に感謝しなくてはと思わせてくれた一枚の写真でした。

仕事とは自分の人生への情熱です。今はまだそこへたどり着くことが到底できません。でもいつの日か自信を持ってその答えを言える日を信じています。